龐鎮で相次ぐ異変を調べるためにやってきた苦葉寺の僧侶。屈強な体格を持ち、肌は鉄のように硬い。手にした環刀は冷たい光を放ち、刀を振るうたびに鉄輪が甲高く鳴り響く。その音は梅谷湖の風と波の音に交じり合い、ぞっとするような殺気を漂わせる。
少し前、彼らは舟に乗って殺気塔へとやってきた。しかし、岸に上がるや否や、塔に潜む爆弾使いたちに包囲されてしまう。僧侶たちは刀を手に必死に応戦したが、戦いのさなか、知らず知らずのうちに炉心の近くまで追い詰められていた。すると突然、炉心から凄まじい殺気が噴き出し、彼らをことごとく呑み込んだ……何者かに担がれ、殺気改造台に寝かされる。それが、彼らに残された最後の記憶だった。